過去の記憶が醸す憧憬の蔵

深い山々に囲まれた、穏やかで住みやすい気候の高知県香美市土佐山田町。交易の要所として栄えたこの町は、土佐打ち刃物、フラフ(旗)、和紙、山田傘などの名産品で知られました。松尾酒造は、1873年にこの地で創業し、150年を超えて酒造りをしてきました。

私たちの使命は、地域の風土が凝縮されたお酒を造り続けること。山々の緑、豊かな清流、照りつける太陽、時折降る豪快な雨。この地の美しい自然と、そこに暮らしてきた先人が作り上げてきた歴史と文化。口にしたときに、それらが目に浮かんでくるようなお酒を造っていきたいと思っています。そのために、
①地元の自然・文化・歴史・先人に対する学びと考察を続け、
②地元の水と米を使い、
③技術の研鑽を、続けていく所存です。
良いお酒を通して、世界中に良いつながりが生まれていくことを願いながら、使命を果たしていきたいと思っております。
代表取締役 社長 松尾 禎之

私はその、人と会話をする。それからその人の思いを共感する。とかね、そういうことが何よりも楽しいんですよ。
聴いて聴いて聴きまくって、笑って別れるというね、ということをモットーでやっているので。だから、ただ酒を買うだけじゃなくて、高知に来てください、蔵へも来て下さい、一緒に飲みましょう!
高知の酒は、高知で。
副社長 平野 宏明

松尾のお酒は、しっかりとした酸のある、(いろいろな食べ物と合う)包容力のあるお酒です。
真面目だけれど面白い、頑張るけど頑張りすぎない、プライドはあるけどリスペクトを忘れない、そんな当主の人柄と蔵の空気感が、酒質に表れていると思っています。
これからも、明日の笑顔につながるお酒を造り、良いご縁が広がっていけばいいなと思っています。
